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マンガで大筋を把握

「マンガ」学習法がブームになっています。

昔から有名な学習マンガとしては、「あさきゆめみし」が良い例でしょう。

源氏物語は文学部の学生にとっても難解で、専門家でも全文を制覇している方は少ないと言います。

物語の学習には、まずその世界に入り込むのが一番効率的な学習方法ですが、源氏物語を読むには、1文1文古典の文法や語句の知識が必要とされ、とても感情移入するどころの話ではありません。けれどマンガなら、誰でもすぐに物語に入り込めますし、絵で見ることで、登場人物の把握も簡単にできます。ですから、あさきゆめみしで全体を一通り把握してから、原文に取り組む学習法は多くの学生が経験しています。

誰かお気に入りの登場人物ができれば、その分思い入れもでき、より深い理解ができるようになりますし、楽しみながら覚えることができるでしょう。こうしたマンガによる学習法に注目が集まり、現在は様々な名作がマンガされています。スタンダールの「赤と黒」、小林多喜二の「蟹工船」、太宰治の「斜陽」、トルストイの「戦争と平和」、坂口安吾の「白痴」、ドストエフスキーの「罪と罰」・「カラマーゾフの兄弟」、芥川龍之介の「羅生門」、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、カフカの「変身」、福沢諭吉の「学問のススメ」、新渡戸稲造の「武士道」、夏目漱石の「こころ」、島崎藤村の「破壊」・・・。どれも国内外を問わず、名作と呼ばれる有名な作品ばかりです。けれど名前は知っていても、読んだことはない、という方が大半ではないでしょうか。イースト・プレスでは、そうした原作は難しい名作をもっと読んでもらえるように、まずはマンガにして興味を持つよう、これらのシリーズを発行しています。



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